今や世界的なスキー場の一つとなったニセコ。
冬だけが楽しみではありません。
秋から初冬にかけては、蒸気機関車SLニセコ号が、
札幌から蘭越までの区間を土日祭日のみ、運行しています。

紅葉シーズンには、観光客で多いに賑わいを魅せるようです。
ニセコの街には、誰でも利用できる椅子とテーブルがあちらこちらで用意され、
人々をもてなしてくれています。
疲れやすいお年寄りなどには、にくい心遣いですね。
一方、雪の無いニセコのゲレンデは、さすがに閉鎖されているかと思いきや

ワンちゃんに解放されているんです。
ニセコアンヌプリ国際スキー場のゲレンデには、ドックランが用意され、アジリティーも完備し、御犬様天国となっています。
ワンちゃんが、ゴンドラを利用して頂上を目指すのも無料です。
(人間は1200円かかりますが)
ホテルも犬連れOKどころか大歓迎とか。
実はニセコの地域全体が、犬に優しい町づくりをしているとの事です。(さすが外国人の多い街、ペットに対しても先進的です)
犬に優しいニセコ、五代将軍徳川綱吉(犬将軍)が聞いたら、泣いて喜びますね。

雪質が良いから世界的に有名になったと聞いていましたが、それだけでないようです。ペットも家族という欧米の考えを取り入れた、もてなしの心が素晴らしいのだと思います。
後二月程で、スキー場もオープンとなるでしょう。
その時、もてなしの気持ちの行き届いたこのスキー場で、オンヨネのウエアを着たスキーヤーが、満足のゆくシュプールを描くのは間違いないでしょう。
素晴らしきニセコ、でした。

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