今年もこの季節がやってきた。
世の中はこれからスキーシーズンに突入だと言うのに、
もう次のシーズンの準備を始めなければ行けない。。。。
世のファッション業界も同じに、四季に合わせ半年程先を歩いている。
スキーウェアの世界は、常に1年先を歩いているように思う。
毎年2月にはニューモデルの展示会が開催され、
事務所の壁面がスキーウェアとボードウェアで埋め尽くされます。
小さな事務所なので、全ての商品を並べる事が出来ないくらいです。
一足先にニューモデルを目にしては、今年はどれを着ようか真剣に悩んじゃいます(^-^;

昨年の2月の事でした。
07-08シーズンニューモデルを見た時、
これ、絶対売れる！これ、着たい！と、思った商品がありました。
でも、この商品は今店頭には並んでいません。
そして、みなさんの目に触れる事も決してないのです。
なぜなら、この2月の展示会は大体が販売店向けに行われるものなのです。
この時点で、販売店が売れないと判断した商品は、
生産される事も、ましてやお店のディスプレーに並ぶ事も無いのです。
メーカーのこだわりや、新しいアイデアが詰め込まれたどんなに素敵なウェアでも、
万人受けしないような商品は、生産される事も無いのです・・・
なんか悔しい！！
バイヤーが気に入って、このウェアを売りたい！みんなに着てもらいたい！
そう思ったウェアが多くの支持を得られない事で、生産されないのが一番悔しい。
そんな悶々とした日々の中で、
「そうだ！みんなに選んでもらえばいいんじゃない？」と、
思ったのが、noTrackの始まりでした。
今思えばこの時が、「こだわり」の出発点であったように感じます。
だけど、なんでONYONEなんですか？とよく聞かれます。
そこで、noTrackがONYONEにこだわって売り続けているのは何故か、
これから何回かにわけて紹介していこうと思います。

・前の記事：noTrackオリジナルペイントヘルメット制作現場。
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