ルスツで大会に出場する選手を見ていて、
雪質に対して常に考えながら滑っている人
と、勢いで滑っている人の違いを感じましたね。
みんなある程度の技術のある人たちなので、
そこからどれだけのものを見せることが出来るのかを
考えたときに、いつも条件の違う斜面に対して身体で
感じとりながら、スキーの動きに対応していくためには
漠然と滑っていても進歩はないですよね。
何かを得たい、変えたいと考えるならもっともっと考える
スキーが大切かなと思いました。
もちろんいつも考えすぎは駄目ですが、考えすぎてもいいときは
思いきって考えてみたらどうかな～なんて思いました。

最近は寒いですね～でも札幌は雪が降らないですね～
札幌近郊のモイワスキー場も積雪が少ないため
まともに滑れるのは下の緩斜面だけ。
しかしそんな中でも思うことは、やっぱりスキーは外足ですね。
外足のスキーにしっかり荷重できてはじめて、関節の動きや
外スキーの動き、上体の向きなどに繋がっていきます。
最近のスキーはまわりやすいため、ポジションが悪くても
回転してくれます。だから悪い癖もつきやす気がします。
調子が良くないときは、今一度外足の確認をお勧めします！

石狩スキースクールの高校生３人組。
みんな一番元気で人生で一番楽しいときですよね。
夢を大きく持って、これからの人生、山あり谷ありですが
目標に向かって頑張ってください！

スキーが上手になるには、思いきって自分の殻を破るくらい
元気があると、もっといいかな～

今日は日中、モイワスキー場、ナイターはオーンズスキー場に
行きました。
教えながらいろんな人の滑りを見てると、足元の動きも大切ですが
手の構えも思っている以上に大切だなあと痛感しました。
足元の動きで手のバランスも崩れることがあるのですが、最初から
腕の位置が低い、または狭いという人、ストックのにぎり方で構えが悪くなって
いる人など、かなり損している人がいましたね～

上半身の構え（腕のスタンス）などをチェックしてみると、滑りがかなり変わったりしますよ。

久ぶりにビデオを撮ってみました。
やっぱりビデオでの確認は必要ですね。
自分での感覚と実際の滑りには差があることを再確認しました。

札幌も急に冬になりましたね。道路はまだ？そんなに滑らないですけど、運転には十分気をつけましょう！
今日もスキー技術のワンポイントしまーす。皆さん、スキーを滑っていて苦手なターンってありますよね。
スキーが踏めない、曲がりずらいなど・・・ほとんどの人が長い人生を生きてくると、骨盤がゆがみ
腰の向きが左が前にでた状態、またはその逆や、上下のバランス（足の長さの違いなどから）左腰が高かったり、右腰が高かったりします。写真は２００６シーズン日本一の滑りの佐藤久哉くんですが、左→右へは連続的な動きです。
例えば、右腰が前に出た状態で右ターン（左外足ターン）をすると、曲がりずらい、踏みはずしやすいなどの現象が起きます。
その時、意識して左腰を遅れないよにするのが、写真の部分です。切り換えしのところで次のターンの外腰に意識をおいて遅れないよう注意しましょう。
注意の仕方も色々ありますので、質問でどんどん聞いてくださいね。
ちなみに私は、左腰が前に出ているので左ターンが苦手です。

火曜日に主人がオーンズスキー場に行きましたが、
今の雪はほとんど人工雪のため北海道の天然雪よりかなり滑りにくいそうです。
氷を砕いた雪なので、強くスキー板に圧をかけると足場が崩れるのだと思います。
でも、一緒に練習していた中に新潟の選手（全日本技術出場選手）がいたらしいのですが、
本州の雪は北海道から比べると雪質が悪いためそのような足場が崩れるような雪でも力加減を調整して上手に滑るそうです。
北海道の雪は良すぎるあまりにどこに乗っていても（ポジション）スキーは動いてくれるということがあります。
だから、本州から来たスキーヤーは北海道にくるとスキーが上手になった気がするそうです。
でも北海道にいるといつも良い雪なので勘違いしているスキーヤーは多いですよ～
なのでシーズン始めは基本的ポジションしっかり練習してください。