昔話
未分類 by Fumiyo on 2008-10-16(木)12:10
最近、息子が電車に興味をもちだして
見に行ったりするのですが、電車で思い出す
私の昔話があります。
私が中学生くらいの頃、スキーの合宿の帰り夜遅い電車に乗って
旭川に帰る時、合宿の疲れで私はぐっすり寝てしまいました。
その電車は、11時すぎに旭川に着き、20分くらい旭川に停車してから
また網走かどこかに向けて発車する電車でした。
うちの父が改札の外で待っていたのですが、待っても、待ても
私が降りてこないので、心配してホームに入ってきたとき
私は目を覚まし、旭川の看板をみて大慌て!
電車が発車してしまうと思い、後ろの座席で寝ていた知らないおじさんに
なぜか怒って「ちょっと荷物降ろして!」と叫んでしまいました。
でも、そのおじさんも寝ぼけていたので、私に言われるがまま
スキーブーツの入った、重くて、超大きなバックを担いで
電車のドア付近で父に渡してくれました。
私は、電車が発車したら困るとの一心で、荷物より先にホームに降りて
おじさんを待っていたのです。
でも、まだ寝ぼけていた私は父に「荷物持ってきてくれたひ人、知ってる人?」
と聞かれ、初めて正気にもどり、「えっ?」としばらく呆然・・・
でも、まだ状況を把握できず、なんとなく改札口へ・・・
そのおじさんも、何がなんだか訳がわからないまま座席に戻っていきました。
今、思い出せば笑い話ですが、そのおじさんにとっては
迷惑な話ですよね。寝ていたところを、叩き起こされた上、重い荷物まで
運ばされて・・・
きっと、やさしい人だったのだと思います。
あれから20年くらい経ちますが、この場を借りてそのおじさんに
「ありがとうございました」とお礼を言わせていただきたいと思います。
本当にその節はありがとうございました!
・前の記事:太郎日記(体力作り)
・次の記事:まだまだ暖かい!